関山岳会 2024山行記録Seki AlpineClub

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市民トレッキング教室


2024年度 第1回 関市民トレッキング教室「納古山」 (七宗町・美濃加茂市)
続ぎふ百山、東海の百山、岐阜百秀山 
2024年10月20日


納古山山頂にて

 参加者:19名、関市スポーツ協会:野村様
 関山岳会:C/L大野、S/L梅津、須田、山内、鈴木(合計 25名)

 関トレッキング教室の第一回は七宗の納古山です。 「ロックガーデンひちそう」に集合し車に分乗して登山口へ向かうが林道途中で工事通行止め、バリケードから登山口まで歩くことになりました。 

 3班に分かれて中級コースから登り始めます。沢の簡易的な橋を何度も渡り、途中の水場を過ぎると本格的な登りになりなります。 どんどん登っていくと、納古山の"人気スポット"連続する岩登りに突入。 実際は見た目より難しくなく皆さん次々と登っていきます。 最初の岩場だけに天空の岩と言う名前が付いていて、展望は良いですが前にある山から覗く御嶽山もバッチリ見えますが、岩場で体力と気持ちの余裕の無い人は、見れない人もあり頂上からの大絶景の眺望に期待します。 まだまだ続く岩場、足の置き場を考えながら登っていきます。

 全員がクリアーできてホッとしました。 岩場も終わり初級コースとの分岐に着きました、山頂まで10分程度の最後の一登りです。 半分くらい登った頃から、頂上まであとどれくらいと聞かれるたびに「もうちょっと、もうちょっと」と言い続けるうちにやっと山頂へ到着しました。 頂上は360度の大パノラマとなっており大勢の登山者で賑わっていました。 御嶽山、伊吹山、白山はハッキリと見えるのですが乗鞍岳や恵那山は雲で見えませんが今時にしては珍しく中央アルプスの山々が見れました。 名古屋のビル群も遠望出来ました。

 30分ほど頂上でゆっくりした後、初級コースから下山します。山頂から1時間程で林道へ、散歩気分で林道を30分程歩いて中級コース登山口まで戻ってきました。

 今日のコースは岩場も体験できて変化に富んだ楽しいコースを選択しました。 初心者の方には少々難しいかなと心配していましたが、事故もなく全員が無事下山できたことが良かったです。 

 次回高賀山も皆様と一緒に登れることを楽しみにしております。(C/L大野 記)



中級コース
幾つかの沢を渡る

中級コースの分岐に向かう


上級コースとの分岐
 鯉のぼりが秋風になびく

上級コースとの分岐
ハロウィーンの飾りつけ
(参加のKAZUさん撮影)

岩場に向かう


難所の岩場を登る

天空岩展望台からの御嶽山

山頂からの御嶽山







御嶽山と小秀山

山頂到着のこりん
後方遠方には白山

三ノ峰・別山と白山







山頂にて

名古屋ビル群遠望

伊吹山遠望


笠置山遠望

山頂の石仏と石碑

山頂の一番の特等席にて


山頂にて綺麗に見える御嶽山を満喫する参加者


初級コースを下る

初級コース途中
境界石柱にて全員揃って休憩

明治時代に立てられた境界石柱
(当時の賀茂郡と武儀郡の境界)







アケボノソウ

1班林道を下る
(参加のKAZUさん撮影)

ミカエリソウ







アキチョウジ

サワガニ(参加のKAZUさん撮影)

マムシグサの実







ツリフネソウ

実をつぶすと、いい匂い
のマツカゼソウ

親猿の滝
フォトギャラリーにも写真掲載しています。  フォトギャラリー”東海地方”へ フォトギャラリー”動物”
備考:林道の舗装工事のため、途中で車を降り、神社付近から歩いて頂いた方
帰り、第1駐車場から道の駅まで歩いて頂いた方、ご協力有難うございました。
 参加頂きました皆さん、お疲れさまでした。
 

2024年度 第2回 関市民トレッキング教室「高賀山」 (関市・郡上市)
岐阜百山、東海の百山、岐阜百秀山 
2024年11月10日


納古山山頂にて

 参加者:15名、関市スポーツ協会:加納様
 関山岳会:C/L須田、S/L横山、梅津、鈴木(合計 20名)

 心配された天気も終日崩れずに第2回トレッキング教室が無事終了しました。 下見の時にかなり足場が悪く登山道も不明な個所もあり自分が感じた秋山登山のリスクを書き出し当日の資料としました。  
 山には多くのリスクが潜んでいます。それをまずしっかり認識することが最近増え続ける遭難事故を防ぐための第一歩であると思います。今回の高賀山はトレッキング教室にしては、ほぼ直登の足場も悪い2時間40分の長丁場。
 ふーふー言いながらもお互い励まし合いながら頂上へ。 
 残念ながら御嶽山や白山は雲の中でしたが皆さん満足げな顔で記念写真に収まりました。昼食時に一緒になった若い御夫婦の参加者と少し話をしました。  2人で最近登山を始めたばかりとのこと。 登山靴もまだ新しくザックの大きさや装備の事、市内の山の事など質問されました。 また、この周辺の山やゆくゆくは白山、上高地から涸沢方面にも登りたいと目を輝かせてみえました。 私が忘れかけていた山に対する憧れや新鮮さを御夫婦に感じ改めて山の素晴らしさを思いました。 ぜひ今後も続けてください。

 下りは足場の悪さも手伝い登り以上に皆さん神経を使いけっこう疲れました。 下る途中、4人の単独登山者とすれ違いました。  時間的に大丈夫かと他人事ながら心配し、また男性の若者に至ってはペットボトル1本のみを持ち歩いていました。  たとえ自己責任とは言えぜひとも安全な登山を心がけて下さい。 参加者の皆さんトレッキング教室を機会に登山の魅力を益々知って頂き、生活のリズムに取り入れて頂けると、いいな思いました。
 (C/L須田 記)



高賀の森駐車場を出発

1班:登山口から登り始める
(参加のコージさん撮影)

2班:登山口から登り始める


岩屋に向け登る

下の岩屋

上の岩屋


上の岩屋の不動明王

太陽暦に使われた岩の割れ目

にこやかで楽しそう







先頭を登る1班

御坂峠にむけ登る







御坂峠に到着
御嶽山は雲隠れしていた

御坂峠から山頂に向かう


登山道から見える紅葉

登りもあと少し

色づくモミジ


先頭が到着
(参加のコージさん撮影)

続いて後続も続々到着

山頂到着。雲がかかり山々は見えず(参加の「みーさん」撮影)


三角点下の無事カエル石
無地に下山したいものだ

切り株に笑顔・毛もふさふさ
(参加のコージさん撮影)  
 下山風景
(参加のKAZUさん撮影)







下山風景
(参加のKAZUさん撮影)

下の岩屋の上から

無事カエルの御利益か
登山口に戻ってきた





※駐車場から「山の神」・「七つ滝」の周回は解散後に追加で回りましたルートが一緒に入っています

 参加頂きました皆さん、お疲れさまでした。 

2024年度 第3回 関市民トレッキング教室「鬼飛山・大谷山・八坂山」 (川辺町・美濃加茂市) 
2024年11月10日


八坂山山頂にて

 参加者:16名、関市スポーツ協会:渡邊様
 関山岳会:C/L武田、S/L鈴木、須田、木股、梅津(合計 22名)
 
 今年度第3回最後のトレッキング教室『鬼飛山〜大谷山〜八坂山』でした。 曇り天気から快晴の朝を迎えて登山開始しました。 先週の高賀山より、緩い三山歩きで楽しんでいただけたかと思います。 参加者の皆さん怪我もなく疲れた感じもなく、余裕の山歩きでした。 もうちょっと厳しい山歩きが良かったと思われた方もあったかも知れませんね。  たまにはユル登山ハイキングもありにしましょう。
 ご参加ありがとうございました。来年も是非、ご参加してください。 
 (C/L武田 記)



第1駐車場から出発
(撮影:木股)

山楠公園の
トイレ横案内図

バイパス下の隧道を潜る
(撮影:木股)


隧道を通過中

隧道出口付近の
「鬼の妖精」オニリン(撮影:木股)

登山口から登り始める


鬼の細工
ロープを引っ張ると出てくる?

ちびっこ見晴台への分岐
(参加のbooskaさん撮影)

ちびっこ見晴台の
かわいい鬼ちゃん


木の実のオブジェ
(参加のbooskaさん撮影)

ちびっこ広場にて

第二見晴台に到着







第二見晴台からの恵那山

第二見晴台の細工
引っ張ると鬼が出る

鬼飛山に向かう
(参加のKAZUさん撮影)


鬼飛山に向かう
(参加のKAZUさん撮影)

鬼門岩(鬼瓦)を通過

鬼飛山に到着し
東屋に向かう


東屋にて

東屋の木の実の鬼(オニリン)
(参加の みーさん撮影)


再び鬼飛山山頂
(参加の みーさん撮影)

鬼飛山山頂にて記念撮影

鬼飛山から大谷公園に下る


先頭は川を渡り切り大谷公園へ

後続も川を渡る(撮影:木股)

大谷山に向かう


「オータニさーん」(大谷山)に到着

大谷山の秋葉(大権現)神社
にお参り
(参加の みーさん撮影)

(参加のKAZUさん撮影)



大谷山にて記念撮影

先頭が八坂山に到着
(参加のKAZUさん撮影)

八坂山の展望地にて


航自 岐阜基地の航空ショーの
編隊飛行が上空を飛んだ!

御嶽神社前の東屋に
到着したが先客グループの
鍋パーティが始まっていた

鍋パーティのごちそう
良い匂いが漂ってくる


八坂山から大谷公園
に下ってきた

大谷公園にて昼食風景

大谷公園にて昼食風景
(撮影:須田)


 ご参加頂きました皆さん、お疲れさまでした。 来年度も今回、実施しましたアンケートを元にトレッキング教室を計画させて頂きます。