2025山行記録


2025山岳部月例登山             


■4月度月例登山
金勝アルプス(鶏冠山・子鶏冠山・天狗岩)   
2025.4.19
 −
参加者:C/L鈴木【山岳部】・須田・木股・山内【低山部】・古田・村井・澤本【ビジター】辰見・佐藤

天狗岩にて

 4月度の山岳部月例登山は創設した低山部のメンバーが合流することを見越して比較的、登りやすい花崗岩の岩山、「金勝アルプス」で楽しんで貰おうと低山部に募集した所、釣りではないが餌(岩山)が良かったのか、食いついてくれた。 
 この日は関まつりと重なり、行けない人も出た様で、最終的に低山部の3名と他の会のメンバー2名を含む合計9名で、10人乗りのレンタカーで向かった。 一丈野駐車場から先ずは落ヶ滝に向かい、岩場のロープ場を低山部のメンバーも心地よい緊張感とスリルを味わいながら稜線に向う笑顔と弾む声が絶えない。 
 鶏冠山に到着し、元気のよい低山部3名含め5名だけで子鶏冠山までピークハント。 戻って、天狗岩に向かう。 天狗岩の下で早めの昼食をとり、空身で天狗岩へ上がるが、当初のどこまで登れるか心配したのは無用の様で、岩に目覚めたかの如く、怖さもない様で、ためらいもなく登ってくれ、岩上からの眺めを皆で楽しんだ。

  天狗岩から耳岩にも登り、皆さん天狗岩の体験の名残惜しさを耳岩でも体験でき、ご満悦。 当初は耳岩から水晶谷線へ下る予定でしたが、予定より早く到着したため、摩崖仏を見ていないメンバーが半数以上いたことから、白石峰経由で狛坂線へ遠回りして下った。 途中の見所である重岩、国見岩を経て大きな狛坂摩崖仏そして、更に下った所の「逆さ観音」にも寄り道して、オランダ堰堤、デ・レイケ像と見所、満載のルートで一丈野駐車場に戻ってきました。 帰りの車の中は10Kmを歩いたとは思えない皆さん元気で、楽しい声や笑顔が弾み、最高の山行でした。(鈴木 記)
         hsysヤマップ(参考) 鶏冠山・子鶏冠山・天狗岩・白石峰
落ヶ滝にて
落ヶ滝から鶏冠山へ向かう岩場
稜線上に咲くヤマイワカガミ
鶏冠山にて
子鶏冠山にて
天狗岩に向かう途中
天狗岩に向かう途中
岩が載っている所にて(名前?)
天狗岩に向かう途中の岩上から
天狗岩に登る
天狗岩にて
天狗岩直下の岩壁にて
狛坂摩崖仏
狛坂摩崖仏から逆さ観音へ向かう

■5月度月例登山:天候悪化のため中止
霊仙山・霊仙山最高点   
2025.5.25
中止
 近江百山・関西百名山・近畿百名山・続ぎふ百山

■6月度月例登山:天候悪化のため中止
南木曽岳    
2025.6.14
中止
 日本三百名山・信州百名山・甲信越百名山・信州ふるさと百名山
 長野県の名峰百選・東海の百山

■7月度月例登山
南木曽岳(当初、籾糠山が土砂崩れで来年4月まで通行止めのため変更)   
2025.7.27
 日本三百名山・信州百名山・甲信越百名山・信州ふるさと百名山
 長野県の名峰百選・東海の百山
 参加者:C/L須田・大野・横山・澤本・三輪・古田・村井・鈴木

ガスる南木曽岳山頂にて

 7月の月例登山「南木曽岳」には低山部4名を含め8名が参加。 連日の猛暑が続く中、多少の涼しさを期待し木曽山中を目指した。 初めて登る南木曽岳は古くは修験者の山だけに朽ちかけた木製の急な階段や鎖場の連続に時に冷や汗も。 
 2時間かけてのやっとの頂上は深い木々の中。 立派な小屋やトイレを過ぎ展望広場へ。 あいにくの雲に覆われ視界は今一つだが、さわやかな夏の日差しの中、昼食を取る。 
 下りの摩利支天の岩場から恐々見下ろす下界に思わず歓声。
 下りも2時間という足場の悪い登山道で2回もこけました。 でも4人の低山部の皆さんよく頑張りました。 もう何処にでも行けますよ。 (須田 記)
避難小屋に到着
遊歩道から林道登山口に到着
下山道合流点
倒木を潜る
スキスキの階段は怖い!
急登に入って行く
急登を登る
長い階段を登る
南木曽岳・山頂にて
南木曽岳・山頂にて(撮影:須田)
南木曽岳・山頂にて(撮影:村井?)

避難小屋に到着
展望広場もガスってダメ
展望広場で超早い昼食
展望広場前の岩にて(撮影:澤本)
中央アルプス看板前にて(撮影:澤本)
御嶽山の看板前の2人(撮影:澤本)
展望広場にて
摩利支天の岩場に到着
摩利支天の岩場にて(撮影:横山)
摩利支天の岩場にて(撮影:村井)
見晴台からの摩利支天
見晴台からの山頂と岩群
男滝
女滝
女滝にて
hsysヤマップ(参考) 南木曽岳・摩利支天

■8月度月例登山
御嶽山飛騨頂上:下呂市・木曽町   
2025.8.24
 日本百名山・信州百名山・甲信越百名山・信州ふるさと百名山・日本百霊峰
 長野県の名峰百選・岐阜百山・岐阜百秀山・飛騨百山・東海の百山・日本百霊山
 ・新日本百名山・日本千名山
 参加者:C/L須田【山岳部】大野、横山、平松(拓)、山内、鈴木【低山部】塚原、三輪、澤本、古田、村井
              【ビジター参加】平松(浩)  計12名

御嶽飛騨頂上にて


 5名の低山部員を含めた12名の8月例会登山は全員飛騨頂上に登頂できた事は大変喜ばしいことであった。   しかしリーダーとして反省すべき点もあった。
 一つは2千5百メートル超えの高山体験として飛騨頂上が適当であったか。  結果的に10時間近い所要時間を考えるとまずはロープウエイ利用の高山でも良かったのでは。  また行程にも甘さがあった。  遠方でありもう1時間早くの集合が理想であったかもしれない。 途中登山者に2回ほど頂上日帰りピストンかと我々の集団を見て驚かれたのも反省点だ。     また小屋到着後、計画では50分の滞在だったがせっかく苦労して登った頂上ではゆっくり楽しみたいのも人情。 昼食後下山時間を遅らせてしまったのは私リーダーの責任。 また最後に緊急連絡先の木股さんに大事な下山の報告が遅れてしまい心配かけた事お詫びします。
 また良かったことも。 昼食後の平松さんの美味しいコーヒーやドローン空撮を大いに楽しめた事。 下山は5時近くになり樹林帯では徐々にうす暗くなったうえに小雨も降りだしたのに横山さんの沈着冷静な歩行ペースで一人も怪我無く下山できた事。   そして快く塚原さんの荷物も担いで下りた平松さんには感服以外にない。 
大変な行程に関わらず、いつも笑顔で付き合ってもらった低山部の方々や最後までサポートに徹してくれた会員の皆さんに感謝します。(須田 記)
登山口を出発
ゴゼンタチバナの実が色づき始めた
カニコウモリ
ウドの実 これから黒くなる
湯の花峠に到着
キソアザミ
沢から硫黄の匂いが漂ってくる
蛙岩
シラタマノキ
のぞき岩避難小屋に到着
のぞき岩にて(撮影:村井)
コケモモの実も色づき始めている
ミヤマアキノキリンソウ
クロマメノキ(天然のブルーベリー)
タケシマランの実
オオヒョウタンボクの実
森林限界を過ぎた
ウラジロナナカマドの実
五ノ池小屋が見えてきた
イワツメクサ
イワギキョウ
まだ残っていたコマクサ
飛騨頂上にて(撮影:古田)
五ノ池小屋(撮影:村井)
三の池(撮影:村井)
摩利支天山(撮影:村井)
五ノ池小屋前ベンチにて
五ノ池小屋前ベンチにて(撮影:澤本)
五ノ池小屋前ベンチにて(撮影:須田)
飛騨頂上
飛び立つドローン(撮影:須田)
ドローン撮影(撮影:平松)
トウヤクリンドウ
下山中にドローン撮影(撮影:平松)

ドローン動画(撮影:平松)

             
      ヨコチャンブログ:2025年8月24日 小坂口(濁河温泉)ルートで御嶽山の飛騨頂上

     hsysヤマップ(参考):御嶽飛騨頂上

■9月度月例登山
寧比曽岳:豊田市   
2025.9.27
 東海の百山・愛知の130山・三河高原最高峰
 参加者:C/L山内【山岳部】横山、鈴木【低山部】古田、村井 (計5名)   往復11.9km

山頂にてミヤマクワガタと一緒に

伊勢神峠登山口P 8:15発→登山口8:20→伊勢神宮礼拝所(伊勢神峠)8:29着8:34発→大多賀峠登山口9:18着、9:21発→寧比曽岳10:25着、10:50発→冨士見峠10:57→展望ポイント10:59着、11:04発→寧比曽岳11:12着、11:24発→大多賀峠12:50着、12:55発→伊勢神宮礼拝所(伊勢神峠)12:50着、12:55発→伊勢神峠登山口P 13:05着

 8時20分伊勢神峠の登山口を出発。 10分程で伊勢方面や鈴鹿山脈が望める「伊勢神宮遥拝所」に到着、登山の安全を祈願して、しばらく進むと湿原。  木製の歩道回路は残念ながら立入禁止、緑の苔群は美しい。     1時間程で大多賀峠登山口に到着。 樹林の中を進み、木 根の張り出た斜面を登ると寧比曽岳山頂10時25分着。 途中、2匹の亀が並んでいるかのような「亀の甲岩」、3センチ程ありそうなクワガタムシ、綺麗な紫のトリカブトの花に出会う。 美しい眺望を楽しみながら早めの昼食、頂上東屋の気温は21度。 頂上から10分程で富士見峠。 残念ながら富士山は見られず。 富士山を見るには冬が、いいらしい。 往路を下山し、伊勢神峠登山口に13時05分着。 東海自然歩道として登山道は整備されていました。(山内 記)
登山口駐車場から伊勢神峠登山口に向かう
伊勢神峠登山口を出発
オタカラコウ
伊勢神宮礼拝所に到着
拝所に、お参り
大多賀峠に到着
大多賀峠から階段急登を登る
東海自然歩道を歩く
亀甲の岩
女性陣がミヤマクワガタを発見
山頂に到着
 冨士見峠展望ポイントにて
トリカブト
放置された間伐材の間を下る
伊勢神宮礼拝所に帰ってきた

■10月度月例登山
宮指路岳:鈴鹿市・甲賀市  
2025.10.26中止
 三重の百山・東海の百山・鈴鹿50名山
 雨天のため中止

■11月度月例登山
小島山:揖斐川町   
2025.11.29
 岐阜百山
 参加者:C/L鈴木、横山、山内、【低山部】澤本、三輪、古田(6名参加)

小島山山頂にて

白樫農事集会所8:11発→白樫城址登山口8:27→白樫城址8:49→四等三角点「白樫」8:48着、9:01発→小島山10:24着、10:57発→383鉄塔分岐→R83鉄塔11:12着→ビュースポット12:46→道祖神13:09→白樫農事集会所13:13着

 11月度月例登山は揖斐川町の岐阜百山である「小島山」(おじまやま)に登りました。 春日局(福)ゆかりの地(白樫城主であった斎藤利三の娘)である揖斐川町白樫にある白樫農事集会所の駐車場を出発し、登山口から白樫城址大看板に到着。ここで熊除けの鐘があり、皆さん心配なのか、全員が鐘を鳴らして、次の白樫城址に向かった。結構な急登で、階段状に整備された登山道を登る。本当にこんな急な山に城が有ったんだろうかと思う様なルートだ。 九十九折を登っていくと白樫城址の石碑に到着するが、ここは平らな所が無く、まだ登りが続く途中にあるが、周囲には石垣の名残か石が沢山散らばっている。 ここでも熊除けの鐘を鳴らし、四等三角点「白樫」へ向かう。 急登が少しずつ和らぎ、ほぼ平らな三角点「白樫」に到着。 ここが白樫城址であったかのように、広々としている。 ここから、383鉄塔、ヌタ場、384鉄塔への分岐、百石平林道終点を経て、山頂直前の白山、乗鞍岳、御嶽山が見える鉄塔に到着し、しばし眺めを楽しみ、小島山山頂に予定より早く到着。 下りは、看板がある384鉄塔分岐から展望の良い384鉄塔へと下る。 ここからも乗鞍岳、御嶽山が見えるが、白山は隠れてしまい見えない。 しばしの休憩後、激下りの周回ルートに入っていく。 多分、このルートは鉄塔設営のために資材を運び上げた索道があったルートで、本来、ここを歩いて登るルートではなく、ザレた激下り、上り下り出来ない様な段差が続く。落葉も手伝って、皆さん滑って転ぶ転ぶ。 更に危険な所は索道跡を少しずらしながら、山中を下り、なんとか無事ビュースポットに到着した。 ここが索道基地が有った場所と思われる形跡が見られる。 とんでもないルートで、分岐の看板に矢印でR84鉄塔と共に「上野八王子神社」、「ザレ場注意」と書いて登山者を誘導しているのが、そもそも危険で遭難する可能性のあるルートだった。 何度か転ぶ人もいたがなんとか迷わず、無事下りてくることができて良かった。  ビュースポットから分岐で誘惑された八王子神社には向かわずに迂回して道祖神経由で、駐車場所の白樫農事集会所に到着。 皆さん無事帰還できて良かった。 ここから近くにあるモリモリ村リフレッシュ館の薬草風呂に浸かり、 東海環状の大野神戸ICから関市への帰路となりました。
 反省点としては、今回の山行の前に下見を行いましたが、反対側の迂回ルートが荒れていて断念し、分岐の看板を見て、今回の下山するルートか往路をピストンするか迷いましたが、最終的で看板の文字に誘惑され、決定したのですが、更に悪いルートを選択してしまった事になり、皆さんに大変な思いをさせてしまい申し訳なかった。 初めてのルートでしたが何とか下山できましたが、これほど悪いルートとは、考えもしなかった。  このルートの情報があまりなく、ザレ場の情報はあるものの、それ以上の情報がなく。今回、はじめて単なる索道跡で登山ルートではないことが判りました。 この山は往路をピストンするのが、一番で、途中景色の良い384鉄塔までは寄り道しても良いと思いました。(C/L 鈴木記) 
小島頓宮之碑前を通過
小島城跡の大看板に到着
小島城跡の大看板にて
小島城址に到着
四等三角点「白樫」に到着
最初の鉄塔からの白山
鉄塔の中から乗鞍岳を望む
小島山に到着
小島山山頂にて
展望の良い383鉄塔にて
鉄塔からの白い乗鞍岳と御嶽山
383鉄塔からのルートは激下り
ビュースポットから駐車場に向かう
←→
問題の384鉄塔方面への看板

その下に問題の上野八王子神社への誘惑が有るので注意!


展望の良い鉄塔までなら問題ない

■12月度月例登山
雲母峰:菰野町・四日市市   
2025.12.13
 三重の百山・鈴鹿50名山
 参加者:C/L須田【山岳部】横山、武田、山内、鈴木【低山部】古田、村井(7名参加)

雲母峰本峰山頂にて

 独標尾根登山口(雲母橋P)8:30発→雲母峰U峰9:52着10:10発→雲母峰本峰10:12着、10;23発→雲母峰西峰10:23着、10:30発→雲母峰本峰通過
→雲母峰U峰10:38着、11:30発→雲母橋P13:00着

 今年の最後となる12月例会登山(忘年登山)は三重県四日市宮妻町鈴鹿山脈にあるキララ峰。 雲母と書いてキララ。 以前からその山名は気になっており楽しみであった。 会員7名で予定より30分早く雲母橋の駐車場に到着。 8時30分出発。 林道歩きも15分ほどで登山口に着く。 急なつづら折りを確実に高度を上げていく。尾根に取りつくもまだ急登が続く。やがてこの地域特有の馬酔木の群落に頂上が近いことを感じる。 パラグライダーの滑走場がある雲母U峰に到着。眼下には冬晴れの穏やかな四日市港や遠くには知多半島の離島や名古屋の高層ビル群もくっきりと望める。10時12分には本峰に到着。 鎌ケ岳への縦走を秘かに目論む会長を無視?して西峰から引き返す。 またU峰に戻ると何とそこにはパラグライダーの方2人がテイクオフの準備をしているではないか!少し早い昼食を食べながら皆かたずをのんで見守った。やがて晴天の冬空に鮮やかな黄緑の機体が広がり悠々と舞い始めた。実に気持ち良さそー。 夜、木股さんの情報で宮妻パラグライダー同好会のHPに我々との出会いの記事が載っていたそうだ。 下りはU峰直下からかなり足場が悪い登山道を岳不動に向けて下山し東海自然歩道を歩き駐車場に13時に到着。 下山後は横山さんのお奨めアクアイグニス片岡温泉に入り美味しいケーキで1年を締めくくりました。(C/L 須田記) 
急登の独標尾根を登る
雲母峰U峰にて
雲母峰U峰からの鎌ヶ岳
雲母峰本峰三角点にて
雲母峰西峰にて
ハンググライダーテイクオフ(宮妻ハンググライダークラブ)
ハンググライダーに見入る会員
周回ルートを下る
岳不動に全員でお参り
東海自然歩道を駐車場へ

 トップページへ  2025 山岳部月例へ  低山部月例へ  合宿登山へ  大会へ  個人山行


               関市民トレッキング教室  ボランティア活動・その他へ  岳連関係